酒造に関する話題
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令和5酒造年度の甑倒しを迎えました
酒造に関する話題昨日、令和5酒造年度の「甑倒し」の節目を迎えることが出来ました。もう翌日以降に甑を稼働させない、つまり蒸米造りの終了を意味しています。新たな蒸米を用立てないということは、今季の酒の仕込みが全て終わったということを表すのです。 まだ上槽前の醪が何本かありますので、最後まで気を抜くことはできませんが、一つの節目への到達に…
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2024年大寒仕込
酒造に関する話題本日は、二十四節気の「大寒(だいかん)」。大寒とは、一年で最も寒いとされる期間です。 今朝は、寒造りの中でも大寒の日の朝に仕込むというちょっと特別な大寒仕込となりました。 兵庫県産の特等山田錦を40%まで磨き上げた純米大吟醸の留仕込が丁度本日に重なり、220kgを超える掛け米が自然放冷により湯気をあげる様は、なかな…
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きょうかい酵母
酒造に関する話題今日は大寒前日とは思えないような暖かな午後となりました。 蔵内では、寒造りの仕込が続いていて、本日は、純米吟醸の酒母の仕込と純米大吟醸の仲仕込を行いました。 日本酒醸造において活躍するのが、清酒酵母です。清酒酵母はSaccharomyces cerevisiaeに属していて、酒母、醪でよく生育し良質の清酒を造る適性…
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酒母
酒造に関する話題今日は1月11日…鏡開きの日で、正月に神様や仏様に供えた鏡餅を下げて食べる日とされています。 そして、私自身にとっては、21回目の結婚記念日です。当時は別の会社で営業職に就いていたとはいえ、今振り返ると、酒蔵のとても忙しい時期に結婚式を挙げさせて頂いたんだな、としみじみ振り返るのでした。 … さて、蔵内では寒造り…
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限定吸水
酒造に関する話題蔵内では寒造りが続いています。 本日は、酒造好適米『山田錦』の手洗いによる洗米・浸漬作業を行いました。特に重要になるのが、酒米に目的とする水分を吸わせることです。一般的には高精米(磨いてあるお米)である程、水分の吸着が早くなります。勿論、米の水分量もそれぞれ異なりますし、高温障害が起こった年は米が割れやすい等、なかな…
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令和4酒造年度の初蒸しでした!
酒造に関する話題前日に洗米したお米を、甑で蒸し上げました。 もうもうと蒸気が立ち上がり、酒造りの本格的なスタートとなりました。 蒸しの目的は、水を吸わせた生米を、蒸気で加熱することによって、米の生デンプンをα化し、麹菌の生産する糖化酵素の作用をうけやすくするためです。また、加熱によって米を殺菌し、以後の醸造工程を安全に遂行する…
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令和4酒造年度の酒造りがスタートしました!
酒造に関する話題雨が降る週の始まりとなりました。 製造に関わるメンバーが集まって、本日、2022年10月17日(月)に令和4酒造年度の安全醸造祈願を執り行いました。 皆造のその日を目指して、いよいよ令和4酒造年度がスタートいたします。 今後とも皆様のご愛顧を何卒宜しくお願い申し上げます。 (御代桜醸造株式会社一同)…
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令和3年度一般社団法人岐阜県観光連盟特選推奨土産品表彰式に出席しました
酒造に関する話題昨日、岐阜市内で開催されました令和4年度一般社団法人岐阜県観光連盟様の総会の席上で、令和3年度一般社団法人岐阜県観光連盟特選推奨土産品の表彰式が行われました。弊社の『御代櫻 純米大吟醸 flower』が審査会奨励賞を受賞していたので、表彰式にご招待いただきました。 立派な賞状と… 立派な記念品を頂戴いたしま…
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第29回岐阜県新酒鑑評会の搬入に行ってきました!
酒造に関する話題春らしい暖かい日が増えてきましたね。 昨日は、岐阜県酒造青年醸友会のメンバーと一緒に、3月16日に審査が行われる岐阜県新酒鑑評会の出品酒の搬入や、分析、整理等のお手伝いに行ってきました。各蔵が、心血を注いで醸した逸品が勢揃いしました。※画像はごく一部です 利き酒はしていませんが、酒質の分析数値を見ると、全体的に…
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甑倒し
酒造に関する話題桃の節句を迎えて、本格的な春の訪れも間もなくですね。 弊社では令和3酒造年度の酒造りも無事に甑倒しとなりました。釜に据え付けていた甑(お米を蒸すための道具)が不要となり、甑を横に倒して洗うことからこのように呼ばれています。蔵内では発酵を続けている醪がまだまだありますので、全て搾り終わる皆造を目指して引き続き頑張り…