寒造りの新酒
2026年の寒造りは、安定した低温環境で昼夜の寒暖差が比較的穏やか、仕込み期間を通して温度管理がしやすい年という、吟醸造りに適したコンディションとなりました。低温発酵を丁寧に維持できたことで、雑味の少ないクリアな酒質、酵母由来の香り成分の安定生成、発酵由来の酸と糖のバランスが整った仕上がりとなっています。原材料には、岐阜県瑞浪市日吉産の酒造好適米「ひだほまれ」を契約栽培で使用。60%まで磨くことで、米の旨みを残しつつ、純米吟醸らしい上品な香味を引き出しています。
味わい
香りの立ち上がりは華やか。桜や白桃、洋梨を思わせる柔らかく上品な吟醸香で、春を連想させる、軽やかで明るいアロマ。
口当たりは、滑らかでやや甘みを感じるアタック。日本酒度-2.3のやや甘口設計ながら、ベタつきはなく透明感のある入り。中盤では、ひだほまれ由来のきめ細かな米の旨みが広がる。無濾過ならではのふくらみと原酒のコクが感じられ、味わいに立体感があります。 余韻は、程よい酸と吟醸香がやわらかく引き、春風のようにすっと消えていく上品な後味。
「春のやさしい甘み」「ほろ苦さ」「軽い塩味」と好相性。
山菜の天ぷら(ふきのとう・こごみ・タラの芽)、菜の花の辛子和え、春キャベツの塩昆布和え、桜鯛(真鯛)の昆布締め・薄造り、ホタルイカ(酢味噌・軽い炙り)、しらす・白魚、桜鶏の塩焼き、豚しゃぶ(ポン酢)等。
保存方法
要冷蔵。
生酒ですので、必ず冷蔵保存して、開栓後はお早めにお召し上がりください。


