寒造りの新酒・・・そこには特別な意味がある
年明け1月の最も寒くなる頃…寒造りに適したその時期に仕込まれるお酒は、蔵元にとって特別な意味を持ちます。そう、例えば全国新酒鑑評会出品酒のような蔵元のオリンピックメダル候補のようなお酒が仕込まれるのです。このお酒は、敢えて一番良い時期に仕込タイミングを持ってきた、それでも兵庫県の特等山田錦ではなくて、地元美濃加茂市で契約栽培により育成されたお米を使用した風土の(Terroir)純米大吟醸です。
そんな選抜酒が揃う春の訪れを寿ぐ新酒に万感の思いを込めて『Sakura』と命名しました。
味わい
しっかりと育った桃のニュアンスやマスカット等を連想させる果実の様な上質なフレーバーが立ち上がります。ワイングラスはとても相性が良いと思われます。しっかりと主張する甘味旨味、全体像を描く適度な酸があります。新酒故のアンバランスさを全て飲み込んでしまいそうな、力強いボディ感のある豊醇な味わいが舌を包んでしまいますが、それが極めて至福。
食前酒的にお酒そのものをゆっくりとお楽しみ頂けます。また、素材の甘い風味を活かした料理とも好相性を示して、食卓を華やかに彩ります。
保存方法
要冷蔵。
生酒ですので、必ず冷蔵保存して、開栓後はお早めにお召し上がりください。