「雄町」は、1859年(安政6年)に備前国上道郡高島村字雄町(現岡山市中区雄町)の農家が発見した酒造好適米で、生産量の約95%を岡山県産が占めています。栽培が難しいことから一時は生産量が激減し‘幻の米’と呼ばれるようになりましたが、酒蔵の根強い要望により再び生産量が回復し、近年では広く全国の酒蔵に愛用されるようになりました。
栽培だけではなく酒造りも難しいといわれる雄町は大吟醸酒に用いられることが主流でしたが、最近では雄町特有のふくらみのある味わいを活かした柔らかな純米酒なども増えています。また、「雄町」は、現在広く普及している酒米「山田錦」や「五百万石」のルーツとなった品種です。
そして、雄町サミットとは、“幻の酒米”と言われる「雄町」の主産地である岡山県の酒米生産者と酒蔵が、「雄町」を原料にした日本酒をより多くの方に、知ってもらい、好きになってもらいたい、という思いから開催されているイベントです。
同一原料米の日本酒が全国各地の蔵元から集まり、「唎き酒会」(飲食店・酒販店・酒造会社等限定)と歓評会の審査発表を開催します。
このたび、第16回の雄町サミットが東京で開催されました。
弊社は、区分Ⅰ:吟醸酒部門に純米大吟醸を出品させていただきましたところ、優等賞を受賞することが出来ました。
⇒『第16回雄町サミット』 歓評会 優等賞受賞酒優等賞受賞酒
これも平素よりご愛顧いただいている皆様のお蔭と心から御礼を申し上げます。
優等賞受賞酒は、2025年秋に発売を予定させていただきます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(御代桜醸造株式会社)